年齢ごとで肌トラブルの悩みは異なります。年齢に合ったスキンケアをすることで、より効果を発揮するのです。この記事では、10代・20代・30代・40〜50代に多い肌悩みと原因、おすすめの治療方法まで紹介いたします。
肌に関してのお悩みは、多くの方が持っているでしょう。
中には肌コンプレックスの方もいて、人と顔を合わせて喋るのも嫌だと感じてしまう方もいるかと思います。
そして、その肌の悩みも年齢別で大きく異なるのです。
今回は、年齢別で多い肌悩みとその原因、おすすめの治療法について解説していきます。
治療で気になる一般皮膚科と美容医療の違いについては以下の記事でご紹介していますので、併せてご覧ください!
10代で最も多い肌のお悩みは「ニキビ」です。
成長期における皮脂の過剰分泌が原因。
毛穴に皮脂が詰まり、ニキビの原因「アクネ菌」が繁殖しやすくなります。
ニキビを発症しやすい年齢は12歳〜15歳頃で、それから最も悪化するのが17歳〜21歳。
そして、約95%の人は25歳までにゆっくり治っていくと言われています。
その次に多いのが「ニキビ跡」です。
多くの方は、市販の薬や美容液で治そうとしますが、正しい治療をしなければ一生跡に残ってしまう恐れもあります。
たった1つのニキビでも、なるべく皮膚科で治療するようにしましょう。
20代に多い肌のお悩みも、10代と同じくニキビとニキビ跡です。
20代で発生するニキビを「大人ニキビ」と言い、多くの場合は食生活や乾燥などが原因とされています。
美容医療で根本の改善を試みるとともに、正しいスキンケア方法を行うように心がけて下さい。
また、食生活の見直しをするなど、ニキビの原因となるものを改善するようにしましょう。
30代の肌のお悩みで最も多いのが、シミです。
10代20代では少ない肌トラブルが、30代になると急に多くなります。
毛穴や乾燥、目のクマなども悩みランキングの上位に位置します。
30代になり新陳代謝が下がることでターンオーバーも低下します。
肌の中に残った「メラニン色素」が肌から排出されずに蓄積され、シミになるのです。
乾燥が年々酷くなっている場合、新陳代謝が低下しているサインです。
また、紫外線や女性ホルモンの乱れの影響なども、シミが出来る原因の一つと言われています。
規則正しい生活をしてターンオーバーを促し、正しいスキンケアをすることが大切。
また、紫外線対策や毎日の食生活などでも対策が可能です。
一度できてしまったシミは、美容医療で綺麗になることもあるので、一度相談してみて下さい。
40〜50代になると、30代のお悩みと同じシミに加えシワの悩みも多くなります。
40代でできるシミの原因は30代と同様で、新陳代謝の低下を始め紫外線やホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
40〜50代のシミ・シワを放っておくと、更に悪化してしまいます。
悪化したり増えたりする前に、美容医療機関に相談することをおすすめします。
また、普段のスキンケアにシミやシワに効果のある美容液などを取り入れるのもおすすめです。
肌トラブルの多くは、美容医療の力に頼らなければ改善できないことも多いです。
自分で出来ることをしても改善の見込みが見られない場合は、美容皮膚科へ相談してみて下さい。