
女性の多くは肌の悩みを抱えていて、美容に気を使うような生活を送っている方もたくさんいますよね。実は男性にも肌に悩みを抱えている方が多くいます。今回は男性に多い肌悩みについて、解説していきます。
近年では、男性も美容に興味を持つ方が多くなり、それに伴い肌の悩みを抱える人も増えてきています。
女性の場合はニキビや毛穴、シミ、シワなどの肌の悩みがほとんど。
ですが、男性の場合は以下のようなお悩みを持つ方が多いです。
毛穴は女性と共通していますが、それ以外は男性ならではの肌質によるトラブルです。
今回は男女の肌質の違いや、メンズにおすすめなコスメについて紹介していきます。
男女で肌質の違いがあり、男性と女性では肌トラブルの種類も異なります。
それぞれの特徴について説明していくので、チェックしていきましょう。
〈男性の肌質〉
男性の場合、皮脂が多くて潤いを維持しにくい肌質となっています。
皮膚が厚く女性に比べて皮脂分泌量が2倍近く多いと言われているのです。
さらに、肌の潤い維持に必要な角層細胞が少ないため、女性に比べて水分が抜けやすくなっています。
肌の水分量が維持しにくくなると、透明感のある肌に見えにくくなります。
皮脂は保湿成分として役立ちますが、インナードライだといくら皮脂が分泌されてもくすんだり、シワやシミなどが発生したりと年齢よりも老けて見られてしまう恐れも。
肌のキメも粗く、毛穴が目立ちやすいのも特徴です。
〈女性の肌質〉
女性の肌は男性に比べて皮膚が薄くて、保水力があります。
ですが、皮膚が薄い分、ダメージを受けやすくなっているのです。
生理によるホルモンバランスの影響もあるなど、肌状態が上下しやすいのが特徴的。
紫外線による刺激も受けやすいため、毎日の紫外線予防も必須です。
女性のホルモンバランスと肌との関連性については以下の記事で詳しくご紹介しています。
女性に向けて作られたスキンケア用品は、もちろん女性が使う前提で作られています。
男女の肌質は違いますから、女性用のスキンケア用品では効果が十分に発揮できない可能性があるのです。
例えばメンズ用の化粧水は、女性に比べて皮脂の分泌が多く水分量が少ないという特徴を参考に、肌の水分と油分を調節しつつ潤いを与えてくれるように作られています。
一方、女性用の場合は、美容目的なものが多いのが特徴です。
薄く傷つきやすい肌のために低刺激で作られていたり、乾燥しがちな方へ向けて保湿成分がたっぷり含まれていたりするものがほとんど。
オイリー肌の男性が、保湿成分たっぷりの女性用化粧水を使うと、テカテカになってしまうでしょう。
男性が女性のスキンケア用品を使っても問題はありませんが、肌タイプによっては合わない可能性もあります。
男性の場合、皮脂が気になるからと何度も洗顔したりあぶらとり紙を頻繁に使ったりして、対策をしていませんか?
実はその行為、皮脂を落としすぎてしまって逆効果です。
男性の肌はおでこから鼻までのTゾーンは特に皮脂が多く分泌されます。
過剰分泌された皮脂は、ニキビや臭いの原因になることもあるので皮脂を落として清潔にする必要があります。
しかし、1日になんども洗顔をしたりあぶらとり紙を使ったりしていると、肌の潤いをキープする必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があるのです。
洗顔は朝と夜1回ずつにして、どうしても皮脂が気になる場合はぬるま湯で軽く洗い流す程度にしておくと良いですよ。
そもそも男女の肌質が異なるため、女性用のコスメを使っていても効果が現れない可能性があります。
余計悪化することも考えられるので、男性はメンズ用コスメを選びましょう。
また、その中でも自分に合ったタイプを選ぶことも大切です。