毎日入念にスキンケアをしていたとしても、間違っている方法のままでは十分な効果を発揮できません。今回は、正しいスキンケアの方法について説明していきます。
毎日のスキンケアに、正しい方法があることをご存知でしょうか。
もしかするとあなたが毎日行っているスキンケア方法は、間違っている可能性もあります。
間違ったスキンケアをやり続けると、肌トラブルの原因になりかねません。
今回は、正しいスキンケア方法について分かりやすく解説していきます。
夜のスキンケアでメイクを落とす際に使うクレンジングは、顔全体で約1分を目安にしっかりと洗いましょう。
クレンジングはメイクを落とすことが目的ですから、化粧をした日は必ずクレンジングを使って汚れを綺麗に落として下さい。
拭き取りタイプの場合も、3〜4の手順でおこなうことをおすすめします。
擦る力加減に注意して、すべての工程を「優しく」おこなうように心がけましょう。
洗顔をする際には、洗顔料を手のひらに取りぬるま湯を少し加えて、しっかりと泡立てて下さい。
手のひらで擦り洗いをするのではなく「泡で洗う」のが、正しい洗顔方法です。
顔を洗うときにははじめに手を洗ってから始めて下さい。
手にクレンジング料や汚れが残っていると、泡立ちが悪くなる可能性があります。
また、皮脂分泌が多い額・鼻・小鼻・顎などは念入りにして、乾燥しやすい頬周りは優しく汚れを落としましょう。
最後は、タオルを顔に押し当てて水分を拭き取るようにして下さい。
洗顔後の化粧水や美容液、乳液などは5分以内というタイムリミットがあります。
洗顔後は肌の水分量がガクッと下がり、5分後にはこれ以上下がらないほどの水分が蒸発してしまっているのです。
洗顔後はなるべく早く化粧水や美容液、乳液などのスキンケアをおこなって下さい。
では、それぞれのスキンケアポイントを見ていきましょう。
〈化粧水は手のひらで温めてから塗る〉
化粧水を手のひらで温めることで、角層への浸透性を高める効果があります。
できるだけ、人肌まで温めるように心がけて下さい。
〈優しく馴染ませる〉
クリーム系の場合は、顔全体をマッサージするように優しく馴染ませて下さい。
強く擦ると肌に負担をかけるため、優しく肌にベールを貼るようなイメージで馴染ませるように心がけましょう。
〈馴染むまで押さえる〉
それぞれの工程では、成分が肌に馴染むまで待つことが重要です。
化粧水などを塗った後はしばらくそのまま肌に置いて、馴染んだと感じれば次の化粧品を使用するようにして下さい。
毎日おこなうスキンケアを正すだけで、美肌を作れます。
肌を強く擦ると摩擦が加わり、肌に大きなダメージを与えてしまうのでやめましょう。
タオルでゴシゴシと拭き取るのもNGです。
年代によっても肌質やトラブルが異なってくるため、年齢に応じた原因や治療法を知っておくと更にスキンケアに効果的ですよ。
スキンケアの際にはとにかく摩擦や強い刺激を与えないよう心がけて下さい。